不妊治療を経て
結婚し、妊活を始めて2年。
なかなか子どもを授かれず、肌荒れは進行するばかり。さらに生理痛、生理不順、不正出血で悩む頻度も増していた。
栄養バランスの取れた食事を意識してとっている。もちろんお菓子を食べることもしていない。夜更かしもしていない。ほとんど毎日スッピンで生活もしていた。なのにどうして次々にニキビができるの…
鏡の前に立っても自分の顔を見ることができず、あえてコンタクトもメガネもせずにお化粧をしていた。自分の姿が見えると涙が止まらなくなってしまうからだ。
仕事も辞めて引きこもりになりかけていた私に、母が進めてくれたのはホルモン治療であった。
調布市にはある、「相澤皮フ科クリニック」に通い始めた。
初めにホルモン検査を行った。
結果は、男性ホルモンが平均よりも多い、とのことだった。
そこで男性ホルモンを抑え、女性ホルモンを増やす漢方が処方された。
その他にも、緑色をした塗り薬、跡を消す白い薬、ローション、基礎化粧品などなどを購入。
率直に言って、毎回かかる費用はとてつもなく高かった…
しかしこれは、美容皮膚科などに通ったことのある人ならば、まあ〜それくらいかかるよね〜という値段である。
私も以前美容皮膚科にも通っていたことがあるので、藁にもすがる思いの私にとっては払ってでも何とかしたいと思う値段であった。
3ヶ月ほど経ち、少しばかりニキビの数は少なくなったような気はしていた。
しかしまだまだ鏡の前に立つと涙が出る日々は続いていた。
そんなある日、いつものように相澤ヒ皮科クリニックに状態を見せにいったら、先生がこんな話をした。「男性ホルモンが多い人は、生理不順や不妊で悩んでいる人が多い。可能性として多嚢胞性卵症候群であることもある」とおっしゃった。
もしかしたら、通い始めた最初にも教えてくださっていたかもしれません。また上記の発言が先生がおっしゃった内容通りではないかもしれません。
しかし!そこで初めて多嚢胞性卵症候群の可能性があるのか…ということに気づいたのです。
もちろん初めて聞くワードでした。
ネットで検索したところ、卵巣に小さな卵胞が連なって詰まり、排卵に障害をきたすものとのこと。ニキビができやすかったり、月経不順であったりする。子どもが授かりにくい体質であることなどが分かった。
私に当てはまる項目がいくつかあった。
そこで、同じ調布市にある「調布レディースクリニック」に通うことした。
不妊治療で病院にかかるのは、とても勇気がいるものでした。
それでも自分の体の異変と向き合いたい、と思い踏み出しました。
検査結果は、「多嚢胞性卵症候群」でした。
あー。
そうだったんだ。
ようやく理由が分かった。良かった。
だからどんだけ皮膚科に行って薬を飲んでも効果がみられなかったのか。
でも、この先どうなっていくのだろうか。
安堵と不安がいったりきたり、いったりきたりした。
それでもやっぱり、原因が分からない状態よりはよっぽど良かった!!
不妊治療の過程については、また別の機会に書きたいと思います。
今回は、妊娠中の肌の状態と私の中での『結論』がでた出産後のことに絞って書き進めたいと思います。
妊娠が分かり安定期に入ったあたりから、肌荒れはパタリと止まりました。
もちろん不妊治療を始めてからは皮膚科の薬は何も飲んでいません。
妊娠すると女性ホルモンが増えるため、私の肌荒れは治まっていったようです。
問題は出産後ですね!!
子育てをしながら、またあの肌荒れになるのは避けたい。
そう思い先生に相談したところ、『経口避妊薬(OC)』一般に『低容量ピル』と呼ばれるものを飲むと落ち着くケースが多い、と教えてくださりました。
そして現在、「トリキュラー錠28」を飲んでいます。初めは「ファボワール錠28」を飲んでいましたが、不正出血が続いたため、トリキュラーに変えていただきました。
ニキビはというと!!!
生理周期2、3日前から生理中の間はいくつかできますが、この期間以外はほとんどできなくなりました!!!
私と症状が似ていて、皮膚科のどの薬を使っても効果が見られない方、私の肌を救ってくれたのは『低容量ピル』でした。
これが今のところの、私の結論です。
28年間で起こった私の体の変化
私の体の変化とニキビ・吹き出物で悩んでいる方との間に共通点はないかと思い、その特徴をまとめてみようと思いました。
①子どもの頃から日焼けしやすい
元々色黒ですが、子どもの頃は誰よりも日焼けしていて真っ黒でした!
②中学2年生頃から思春期ニキビ
ニキビができる箇所はもっぱらおでこでした。たまに鼻に大きいニキビができたりして悲しかったです。でもそこまで深刻に悩むほどではなかった。
③生理が始まったのが遅かった
高校1年生の春に生理が始まりました。かなり遅い方だと思います。
胸が膨らんでくるのも遅かったため、中学生になってもブラジャーをしようと思わなかったほどです笑
高校生になってからようやく膨らみをおびてきて、ブラジャーのありがたさを理解しました!
④高校生の間はニキビはほとんどできなかった
それには理由があります!
それは皮膚科でずっと抗生物質を出してもらっていたからです。今思うと大してニキビもできていなかったのに、ツルツルなお肌でいたいという思いが強く、警戒して皮膚科通いしていたような。その時に通っていたのは美容皮膚科は行っていない皮膚科です。
⑤体が冷えると坐骨神経痛になる
冬でも裸足で過ごす日もあるので冷え性ではないと思います。大学生になってから徐々に坐骨神経痛になる頻度が増してきたので、高校生と大学生の私の違いといえば、部活動(器械体操・新体操)をパタリとやらなくなったことでしょうか。
⑥頭痛もち
雨の日は特にひどい頭痛になります。これも大学生になってから頻度が増しました。
⑦大学3年生頃から急激に吹き出物・大人ニキビが増えた
顔全体、首、耳たぶ、背中、お尻とこんなところにも⁉︎という部位にも広がっていました。それまではポツポツとできる程度だったのが一気にでき始めました。その当時原因だと思っていたのは、大学2年生の夏に日焼けしすぎたor教員採用試験勉強のストレス、でした。
⑧社会人になって生理痛が酷くなった
痛すぎて冷や汗が大量に出たりすることも!ただしこの冷や汗が出るのは、いつも便秘の時と重なると多かったです。1回だけ痛すぎて朝職場に出勤できないこともありました。また生理周期が35日〜40日前後とバラつきがあり、不正出血することも
⑨再び肌荒れが酷くなる
大学生の時よりもさらに大きな吹き出物が顔全体、首、背中にできた
⑩子どもを授かりたいと思うも2年経過
結婚後なかなか子どもを授かれず、不妊治療に踏み切ることに
こうやって自分の体の変化を書き連ねてみると、非常に長い期間悩み苦しみ抜いていたのだと改めて実感。
特徴が少しでも重なっていた方、お辛いと思います。私は何度か引きこもり一歩手前になったり、ヒステリーを起こしたりしました。
でも!!!
今はニキビ・吹き出物もほとんどできず、毎日我が子と幸せに暮らしています。
次回は、まず『結論』から書きたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
奇妙なブログタイトルについて
初めてブログを書きます。
日記も3日と続かない私が、新米母ちゃんで毎日バタバタのくせにブログを書こうと思った訳を書こうと思います。
多少日本語がおかしかったりするかもしれませんが、どうか温かい目で見てください。
グミの虜になったのは5歳でイギリスのウェールズに住み始めた頃です。
現地校では休み時間にお菓子を買いに行くことができ、私が1番初めに好きになったグミは、赤い紐のグミです。幼すぎて商品名までは覚えていませんが、よく首からそのグミをぶら下げて歩き食べしていました。そのグミの別の味で緑色をした酸っぱい粉がかかっているバージョンも好きでした。しかし首から下げるのには向いておらず、基本は赤でしたね。
そんなグミとの出会いの後、あの有名なハリボーゴールドベアとも出会うのです。絶妙な歯ごたえと可愛いルックス、どのクマちゃんを選んでも飽きない爽やかな味!その全ての虜になっていました。
日本に帰国したのは小学4年生の時。岐阜県土岐市の公立小学校に転入しました。そこではハリボーを見かけることは難しく、中学3年生で岐阜市に移ってからとあるショッピングモールで再びハリボーに出会いました。日本にもあるじゃん!!と感動しました。当時はまだまだ自分の世界が狭く知識もなかったため外国でしか手に入らないと思っていたのでしょう。
そして高校生になり、ついにハリボー一気食べを始めるのです。ハリボー100gを気付いたら30分もしないうちに食べ終えていました。ちなみに顎めっちゃつりそうになります。それでも口と手が止まらない。まあまあ原型が残っているまま喉を通過していくのも好きでした。でも安心してください!そんな毎日は食べていませんし、せいぜい月に1度やるかやらないかくらいです!
しかし大学3年生になった頃からパタリとグミやその他のお菓子も控えるようになりました。
原因はニキビです。
ブログを始めようと思ったのは、ニキビに悩む人に少しでもお役立ちしたいと思い、自分の経験談を書いてみることにしました。